初めて離婚を考えた事件

どんなに仲の良い夫婦でも、1度や2度くらい離婚を考えたことがあると思います。

私が、離婚を考え、それを旦那様に伝えた時の事件をお話しします。

私の地元で出会い結婚
私の実家近くのアパートで新婚生活を開始
待望の第一子誕生

旦那様が地元に戻るため人事異動を画策
3月に4月から旦那様の実家近くの職場への異動が内定
急遽新しい土地でのアパート探し開始

まず、旦那様が、コネを活用し、地元(つまり実家近く)に帰れるように計画し、実行。私にも聞かされていたが、そんな簡単にできるわけないと高をくくり、やだよーとは言いつつも笑って相手にしていなかった。
三月中旬、コネを利用したお偉いさんから連絡がきて、4月から○○に異動が決まったから!と笑顔で報告してきました。

ここで、私、事の重大さに気付く(T-T)
しかし、
当時、地元に戻ると言っていたとき、旦那様の親が体を壊し、入院し手術したりといろいろ大変そうだったので強く、嫌だと言えなかった事情があります。
言いたいこといっぱいあったけど、我満して急いでアパート探しを始めました。もちろん、そのときは、新しい土地で家族3人で暮らしていくつもりでいたので離婚なんて考えていませんでした。
もちろん、そんなギリギリに行ってすぐ住めるアパートを探したって全然ありませんでした。しかも、家賃が高い(T-T)高すぎるぅ(T-T)
そして、、アパート探しのついでに、彼の祖父母宅へご挨拶へ寄りました。そこで、話しが思わぬ方向へ…
その祖父母宅は古いけど大きいおうちでした。しかも、年寄が二人きりで住んでいて部屋は余っており、敷地内には畑をやっていて土地もありました。
旦那様『ここの畑の土地に家を建てたい』
祖母『この家はどうするの?家建てるにしても、しばらく住むアパート代がもったいないだろ?ここでみんなで仲良く住めばいいじゃないか』
と…この人たちは私そっちのけで何を言ってるんだろう……一緒に住むのも考えてみると話が進んでいくにつれて血の気が引いていきました。
私…まったく何も聞いてない(T-T)
まだ住んだこともない初めて住む土地にいきなり家建てるやら、旦那の祖父母と同居やら…何も話し合ってないのに思いつきで勝手に話し始めて…
でも、引っ越すこと拒否してたのにほぼ勝手に決められてしまった今この状況…これは、ちゃんと嫌だって言わないとダメだ…自分がやりたいことは強引…いや勝手に決めてしまう旦那様…このままこの人の決めたことに一生従い我満しないといけないのか…?内向的な私が一人も知り合いがいない土地で新しく1から生活を始めるなんて…しかも、永住…?そんなつもりなーい(T-T)ちょっと住むならまだしも永住?などなど、帰り道悶々と考えていました…そして、ほとんど一言もしゃべらず帰宅。


そして、
運命の話し合い
何かおかしいこと言ってたぞ!と、気付いてくれると信じて、終始無言で思い詰めた表情を作っていたのですが、全く気づかない旦那様……
つまり、なにもおかしなことを言っていないと言うことですね(T-T)
カッチーン
その日、初めて本気で自分の気持ちを伝えました!!
(それ仮面夫婦じゃん!という、突っ込みはごもっともですwいえいえ、違うんです…私が自分の気持ちを伝えるのがへたくそで思ったことうまく言えなくて今まで口をつぐんできたんです)言いたいことの半分も言えなかったけど。

以下簡略化
『昼間のおばあちゃんとの話しどういうこと?』
『私、何も聞いてないよね?』
『まだ引っ越すことも納得できてないのに、よりによってじいさんばあさんと、同居って…本気?』
『ましてや、じじばばの家の隣に建てるって…w私永住するつもりないけど』
『いくらなんでもひどいよね?私たち家族3人で生活していくんだよね?それなのに、私の意見は聞かないで、同居だの家建てるだの決めるなんておかしいよね?』
『頼れる人誰もいないし…苦労するのわかるし…ムリかも。まだ子供も1人だし、小さいし…別れることも考えてる』

この最後のやつです!!ついに、出ちゃいましたwほんとは、離婚という言葉を使いたかったのですが、声が震えて言えませんでした。
そのときは、自分の気持ちをなんとかして伝えたくて、旦那様の顔見ると泣いちゃいそうで、後ろ向いて話してました。でも、最後の別れるってとこで泣いちゃいましたけどwでも、なんとか自分の気持ちを伝えられました(>_<)

旦那様…
顔見てないけど、声が泣いてました。
ゴメン。引っ越すのやめようか。と、言ってくれました。
それは、つまり、仕事をやめてここで、みんなで暮らすってこと?それとももう1つの方?
聞けなかった……
私は、この人と別れたくないんだなぁと悟りました。

その後
素敵なアパートを見つけて、予定通り引っ越しました。
住めば都とは、程遠いですが……お友だちもできてなんだかんだ楽しいですw

あれ以来…
私は、思ったことをなんでもがつがつ言えるようになりましたw